コンパクト+ネットワークが可能に
する再構築された未来。
分散して弱体化した都市を再構築するために、わたしたちが目指すべきかたちは「コンパクト+ネットワーク」。持てる資産をコンパクト化(集中)することでまちレベル、個人レベルでの様々な重複コストを最適化できる可能性が広がります。交通手段の高効率化によるモビリティ分担コストの低減、省エネルギー、CO2排出削減とそれに伴う都市空間のクリーン化。都市機能の集中はエリアの新しい価値創出にも寄与し、ビジネスの機会も大きく広げます。エリアブランドは企業価値を押し上げ、企業間コミュニケーションの活性化が期待できます。
大都市圏では大手企業による大型開発によって実現可能なこれらのビジョンも、地方都市の中小規模開発となると総合サービスを提供可能なコンサルタントがほとんどいないなどの理由から、実現へのハードルが高いのが実状です。